自動車整備士の未来
千葉県木更津市の輸入車整備工場、国際自動車商会(KJS)です。
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自動車整備士の未来
私の自動車整備士としての生い立ちへと話は逸れてまいりますが、
ご覧いただけたら幸い。
私が本格的に自動車の整備に携わったのは遡ること28年前、1995年の夏のこと。
修理で入庫する車にはエンジンやトランスミッションの制御といったコンピューターが搭載されているものが頻繁にみられるようになりはじめた時代です。 現代の車は各制御を担っているコンピューターがお互い通信しあっていますが、まだそれぞれのユニットが独立して制御している車が主流でした。システムの構造を勉強しながら配線図をみて、各センサーやアクチュエーターの電圧や抵抗値を図りながらの原因究明をやっていたのをよく覚えています。
まだまだ、インターネットが普及していない時代でしたから情報は海外から手修理書を取り寄せたり、ないものはセンサーとコンピューター導通を探りながら自分でコンピューターのピン位置を書き出したものです。 幸い私の父は米国人でアメリカに多数友達がおりましたし、私も英語は使えるので整備書を入手し理解することができました。
しかし当時も今と変わらず自動車の技術が急速に進歩していきました。
この技術進歩に、もはや整備書だけでは間に合わないと悟り、渡米して車を診断するためのテスターを入手する決断に至ります。
いよいよデジタルデバイスを使用した故障診断の時代が到来したのです。
続きは、
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